北見の石崎石油社長、石崎猛雄さん(69)は、大正末期から昭和初期に使われていたとみられる、今では珍しい団扇(うちわ)の見本を所有している。
北見市の市史編纂事務室などによると、これらの絵は当時、商店などが記念品などで贈呈した団扇の石版画印刷用の原画。季節感を表現した絵柄や、それぞれの商売に合わせたさまざまな絵柄が用意されていたという。
石崎さんは汚れていた20枚ほどの絵を染み抜きして色鮮やかによみがえらせた。美人画や子どもの絵などが当時の世相を映し出している。 (柏)