網走支庁や同市などで"再生活動"が進められる、能取岬のキタミフクジュソウが今年も咲き始めた。元気に広げた花が、流氷の去った網走に春の訪れを告げている。
現在、キタミフクジュソウは能取岬の灯台そばなどで咲いている。ひと冬越した能取岬が、色づき始めた。
キタミフクジュソウはフクジュソウの仲間で、キンポウゲ科の多年草。環境省は絶滅危惧種II種に、道は絶滅危急種に定めている。
能取岬は10年ほど前までキタミフクジュソウの群生地だった。しかし、ヨモギやネナシカズラなどに覆われ目立たなくなっていた。また、日を遮られるため開花数が減り、勢力も衰えていた。
4年前、「群生地を再生させ早春の網走の名所にしよう」と、網走市観光協会や網走支庁、網走市は下草刈りに着手。毎秋、関係者により続けられ、例年以上に花を咲かせるようになり、再生の兆しが見えてきている。(大)