AEDは平成16年から一般にも使用が認められ、救急車が到着するまでの救命リレーとして、今後の普及が望まれている。
行政機関や空港、病院などに設置されたほか、北見地区消防組合消防本部予防課の調べによると、18年4月からこの2年間に、北見市内の44施設に55台のAEDが設置された。
学校や老人施設、トレーニングセンターをはじめ、大規模事業所や不特定多数が訪れるスーパーなどでも配備するところが増えてきた。
このうち、市内常盤町でセレモニーホールいいだ市民斎場を営む飯田葬儀社(飯田守社長)はさきごろ、斎場1階の出入り口付近にAED1台を設置した。葬儀社で導入するのは珍しいが「看病疲れも重なって、ご家族にとっては大変な気疲れがあると思う。もちろん使わないにこしたことはありませんが」と万一に備えた。同消防救急隊の講師を招き、パートを含む従業員30人全員がAEDの使い方を含め、応急手当法を学んだ。
AEDの設置に義務や取り扱い資格はない。同消防は「民間で設置が増えるのは大いに歓迎したい。身近にあっていつでも扱えることが望ましいです」と語っている。 (寒)
写真…セレモニーホールいいだ市民斎場にも