北見市内の男性(53)宅でナミアゲハが羽化した。この十数年、北見地方ではほとんど見られなくなっていたが、今年は羽化情報が相次いでいる。
キアゲハとよく似ているが、羽の色が淡いのが特徴。北網圏北見文化センターは「ガーデニングでナミアゲハの幼虫の餌になる木が増えたためでは」と話している。
男性宅の玄関前には高さ1メートルほどのサンショの木があり、一昨年の夏に初めて幼虫が現れた。「去年の夏も十数匹が葉を食べていました」。
その幼虫達はいつの間にかどこかへ行ってしまったが、玄関の風除室にさなぎが2個。そのまま外で越冬した。ところが4月1日の吹雪でさなぎを支えていた糸が切れ、2個とも残る一本の糸で垂れ下がっていた。そこで、家の中へ。
羽化したナミアゲハはシャーレに浸した砂糖水を吸って生きている。さなぎはもうひとつあり、男性は羽化するのを楽しみにしている。 (粟)
写真…男性の手に止まるナミアゲハ