町は21年度中をめどに、ホームを民間事業者に移譲する方針を示している。移譲の理由には、一般会計から施設への繰り入れが増加傾向にあること、建物の老朽化に伴う大規模改修が必要なこと、全国的な流れとしてユニットケアと呼ばれる個室化など新しい介護形態が求められていることなどを挙げている。
町はまだ議案の提出など具体的な動きを見せていないが、町議会はこの問題について独自に理解を深めようと、3月の定例会で特別委員会を設置した。
初の活動となったこの日は、全委員がホームを視察。町職員から入所者や待機者の状況、改修を必要としている箇所、職員体制などの説明を受け、居室や浴室など各室をくまなく視察した。
町役場議事棟に場所を移しての協議では、「ユニットケアが求められる背景に、法律のしばりがあるのか、しっかり見定める必要がある」「町の担当部局の方針をもう1度、確認する必要があるのでは」などの意見が出され、次回までの調査事項とした。
次回は25日午後1時半から町役場議事棟で開かれる。 (浩)
写真…視察の様子(14日)