ニシンは100年前には全道で97万トンもとれたが、50年ほど前から急激に減少した。近年は日本海側の資源が回復を見せ、オホーツク沿岸でも3年前から資源が増加しているという。
常呂漁協の漁獲は平成12年当時、わずか5トンしかなかったが、17年には84トン、18年にも80トン、19年も64トンと、他の魚種の水揚げが少ない4月、5月の重要な漁となっている。
現在、12隻の刺網漁船が出漁。産卵前のふっくらとした魚体は200〜250グラムと大きく、カズノコをびっしり抱えている。浜では女性らが銀鱗のニシンの網外し作業に追われている(写真)。常呂のニシン漁は5月下旬まで続けられる。 (澄)