滞水池、配水池は広郷浄水場南側に新たに取得した用地に建設する。滞水池は内径44メートル、水深9.3メートル、有効水量は1万4千立方メートルで、2池で2万8千立方メートルの水を蓄えることができる。
通常は、常呂川から引いた水をいったん滞水池に入れ、池の上部の水を自然流下で浄水場に送り、浄化する。
川の水が濁るなどして取水を停止した場合、滞水池の水をポンプで浄水場に送る。ポンプを使うのは滞水池が広郷浄水場より低い位置にあるためで、自然流下できるのは池の上部の水だけ。
取水口付近に設置した濁度計が濁度が千度になると自動で取水を停止する仕組みだ。
配水池は縦27.7メートル、横33.5メートル、深さ3.5メートル、有効水量2935立方メートルあり、2池で5870立方メートルの浄水を確保。取水を停止しても25時間は給水することが可能だ。
施設はこのほか、滞水池の底に溜まった泥を乾燥させる滞泥池2池、雨水調整池1池を設置する。
総事業費は約29億円。国が約8億9千万円を補助する見込みだ。
市はできるだけ早く発注し、21年6月の供用開始を目指している。 (粟)
写真…緊急整備配置イメージ