オホーツクフリーペーパー経済の伝書鳩


北見文化
掲載日=2008/04/18
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北見市民大学講座第3講
黒瀧秀久氏、地球環境問題語る
 北見文化連盟など主催の第36回北見市民大学講座の第3講が16日、市民会館で開かれ、東京農業大学教授でオホーツク実学センター長の黒瀧秀久氏が「地球環境問題を考える」と題して講演。循環型社会の再構築など訴えた。
江戸時代の循環型システムが見直されている

 環境問題の課題として、公害問題、地域景観保全、自然保護、循環型社会の再構築などを挙げ「自然物を加工し、消費して自然に戻すという日本の江戸時代の循環型システムが見直されている」と紹介した。

 世界各国で石油価格高騰、地球温暖化対策として化石燃料の消費と二酸化炭素排出量を削減し、循環型社会への転換を図るためバイオ燃料を代替燃料とする取り組みが推進されている。

 ブラジルのサトウキビ、米国のトウモロコシを原料としたバイオエタノールなど。黒瀧氏は「日本でも離農した遊休地を活用し、バイオエタノール用の植物を作ることに検討の余地があるのでは」と提言した。

 また、日本の林業は木材の代替材の普及、輸入品の増大で衰退したが、環境問題が深刻化する中で「森林の持つ多面的機能(環境価値)を最大限に発揮することが必要」と強調。

「道民の大切な財産である森林を健全に守り育て、将来に引き継いでいくためにも森林環境税の導入を」と持論を展開した。  (成)


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