常盤公園は毎年のように白鳥の飛来数が増し、今年は80羽を超え、市民らがパンなどの給餌を続けている。
市耕地林務課によると、飛来数の増加に伴い、事故やけがをする白鳥も増えている。2年前には弱った白鳥1羽を保護したが、治療のかいもなく死亡。昨年は釣り針がくちばしに刺さったままの白鳥が保護され、鳥獣保護員の手当てで無事、放鳥された。
17日に保護された1羽は、のどのあたりを盛んに気にする仕草を見せ、異物をのみこんだ可能性があるため網で捕らえられた。獣医師の診断では異常は見当たらず、経過を見ているという。
一方の足にけがをした白鳥は右足のつけね付近の出血は止まったものの、今でも足を引きずるように歩いている。16日に市に通報があり、その日に捕獲が試みられたが、捕獲されていない。鳥獣保護員は「片足でも逃げ回れるほど、回復している。体力を失わせないために数日は様子を見たい」と話している。
見守る市民の男性は「原因は事故なのか、何かに襲われたのかは不明ですが、私達、人間が原因をつくらないように見守りたい」と話している。 (澄)
写真上…足をけがしたオオハクチョウ
写真左…保護された1羽