お年寄りの笑顔が見たい−。網走市民からなるボランティアの会「楽笑会」が16日、市内呼人の養護老人ホーム「静湖園」を訪れ、歌や踊りを披露した。曲ごとにユーモラスな衣装に着替えるなど趣向を凝らした手づくりの演芸に、お年寄りは喜んでいた。
静湖園には、メンバー9人が訪れた。股旅姿で「旅姿三人男」を歌ったり、ニワトリの頭巾をかぶり「おこさ節」などを披露。出し物ごとの衣装替えや、手づくりの小道具の登場に、お年寄りは大喜びしていた。
楽笑会の代表(72)は、郵便局の保険外交員として長年、市民宅を訪問していた。仕事を通じて、外出の機会が少ない高齢者の存在を知り、「自分にできることはないだろうか」と考えるようになった。
代表の思いに賛同した仲間が集まり、平成14年に「楽笑会」が発足。エコーセンター2000の一室を借り、地域の高齢者を招いた「ミニ演芸会」を開催するようになった。
メンバーの活動は、お年寄りの「笑顔づくり」が目的。笑いを得るために、こっけいな衣装を手づくりしたり、寸劇などにも挑戦している。
メンバーは「楽しい仲間と一緒に、これからもお年寄りに笑いを届けたいです」と張り切っている。 (玲)