網走の冬の一大イベント「あばしりオホーツク流氷まつり」(2月8日〜同11日)をはじめ、ロングランイベント「北の新大陸発見!あったか網走」(2月2日〜3月9日)、網走湖での「氷上わかさぎ釣り」の入り込み数はいずれも、前年を上回った。増加率の幅は2%〜7%と大きくないが、網走観光が低迷する中での"善戦"だった。
網走湖畔地区に並ぶホテルの1月〜3月の宿泊数は5万6100人で、同比7300人(15%)増えた。1月と2月は国内団体旅行が不調だったものの、東アジアからの外国人観光客が多く関係者を喜ばせた。3月は個人観光客が増加し、宿泊数は約1万4300人で同比1700人アップした。
近年にはなかった流氷の接岸状況のよさが、網走の冬季観光に弾みをつけたようだ。今年の接岸初日は1月19日で、3月5日までの接岸日数は21日間。昨年同期の接岸日数は3日間、一昨年は6日間と短く、今冬の網走は長期にわたり流氷ウォッチングが楽しめた。
オホーツク観光にさらに弾みをつけるため、同協議会は韓国ソウル市に出向き、航空会社や旅行会社に魅力を売り込む。韓国から道東への定期便就航の期待が高まっている中、大場市長らは今回のプロモーションを女満別空港就航への足がかりにもしたい考えだ。
平成19年度、同空港には74便のチャーター便が就航。前年度と比べ26便少なく、空港への乗り入れ時間帯の条件が悪かったためだ。20年度の予定では、4月から8月まで38便の就航が計画されており、韓国プロモーションの成果に期待がかかる。 (大)
写真…好評だった冬期観光(あばしりオホーツク流氷まつり)