同推進室は、これまでの委員会で市庁舎建設位置を2つのゾーンに絞り、比較検討しながら1ヵ所にする考えを示している。
同日の委員会では基本構想策定に向けて、現・市庁舎周辺とJR北見駅周辺の土地利用、建物の高さ規制など施設建設に関連する状況と検討内容を報告した。
しかし、報告は具体的な比較検討はなく、それぞれのゾーンの課題の説明にとどまった。このため、高畑譲明委員(公明党)は「日赤が計画を示し、それを受けて庁舎位置を論議すべき」。菊池豪一委員(日本共産党)も「市は(新病院の位置は)現・市庁舎跡地以外にない、と説明しているに過ぎない。市庁舎跡地以外でどのような検討をしたかを説明すべき」と指摘した。
金子泰憲委員(市民・連合クラブ)は「病院側は3月23日の民主党との会合で、『現・市庁舎の用地に固執しているのではない』と言っていた。市の説明は移転ありき」と指摘。市庁舎が移転しない場合の新病院の位置やそれに対する市の協力・支援の検討も比較の材料として委員会に示すよう求めた。
室長は「日赤と協議し次回の特別委に示したい」とした。
委員会ではこのほか、市庁舎が移転する場合でも跡地は日赤に無償譲渡しないことや、JR北見駅北側に庁舎を移転する場合、同駅舎の位置に建設できる可能性のあることを示した。 (粟)