女性の自宅は住宅街にある。先日、雪解けとともに空き地のごみが目立ったため、市の指定袋を手に1人で清掃ボランティアに汗を流した。
空き缶や食用油ボトルなどが散乱する中、封筒を見つけた。ごみだと思ったが、中に何か入っていることに気づいた。雪の下に埋もれていたためか、封筒はびっしょり濡れていた。乾かすと、手書きの文字がはっきりと浮かび上がった(写真)。
自分も母である女性は「1人暮らしをするお子さんに母親が贈ったのかもしれない」と思うといたたまれなくなり、家族や知人に相談。周囲も胸を痛め「封筒を届ける途中に落としたのでは」「受け取った人が紛失してしまったのかも」「ポストにあった封筒が風で飛んでしまったのでは」など、様々な想像を繰り返した。
拾得物として網走署に届けられた封筒は、3ヵ月の間に持ち主が現れなければ、女性の元へと戻る。
「保管期間中に持ち主が見つかれば」と、女性は願う。
「自宅周辺の家を一軒ずつ訪問しようかとも考えました。封筒の筆跡から考えると、若者ではないような気がします。せっかくのアルバイト代が無駄にならなければいいのですが」と気をもんでいる。
心当たりのある人は、同署会計課(TEL 0152−43−0110)へ。 (大)