オホーツクフリーペーパー経済の伝書鳩


その他本紙連載
掲載日=2008/04/23
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市民の声…暫定税率(上)


何に使われているのかを明確に
 道路特定財源の暫定税率が期限切れになり、ガソリンが20円ほど安くなりました。道路整備の遅れている地域には特定財源が必要−という意見をテレビや新聞で見ますが、特定財源がどのように使われているかが分からないため、家計を預かる主婦としてはガソリン代が安い今の状況を歓迎しています。
 特定財源の必要性に理解を求めるなら、この財源で何ができるのか、なくなると何ができなくなるのかを、明確に示すべきと思います。(北見市、30代・主婦)



油販売業者の犠牲考えて
 道路特定財源の暫定税率が期限切れとなり、ガソリン・軽油の価格が下がったことに、私を含め消費者の多くは大喜びしていると思います。
 しかし、ガソリンスタンドの販売業者は、すでに課税された(製油所蔵出し課税)在庫ガソリンの販売価格設定に苦慮したとの報道をテレビや新聞などで多く目にしました。ライバル店との価格競争や消費者のニーズに応えるべく、泣く泣く価格を下げて販売に踏み切ったようです。
 商売上、赤字覚悟で安く売る場合はあると思います。しかし、今回は販売業者の責任ではなく、政治の影響で、民間小売業者が犠牲になったように思います。
 今後、暫定税率が再び課税されると、ガソリン・軽油価格は上昇することが考えられ、販売業者はさらに価格設定に苦しむ事が予想されます。政治の影響を直接受けた販売業者の事を考えると、気の毒に思うと同時に、政府の救済措置なども考えてほしいと思います。(網走市、40代・会社役員)



一般財源化すべき
 道路財源にだけ使うのは反対です。もともと国民の意見を聞かずにできたものですから、1回作り直した方がいいと思います。
 もし、税率を元に戻すのなら、無駄な道路を作らないように一般財源としてほかのことにも使えるようにすべきだと思います。(北見市、70代・男性)



廃止は大歓迎
 仕事で自家用車を使い、週に1回以上は必ず給油するので、消費者の目線からみれば暫定税率の廃止は大歓迎です。家計の多くをガソリン代が占めている自分にとっては、素直にありがたいことです。
 34年間も「暫定」が続いたことに、率直に、違和感を感じます。気になるのは税率が今後、どうなるのかということですが、一度下げたものを上げるとなると、国民の反発は相当なものだと思います。動向に注目したいです。
 自分には、道路整備への影響がどれほどあるのか正直、はっきりと分かりませんが、無駄な道路を作ることにはもちろん反対。自分のガソリン代を気にするだけではなく、どうあるべきなのかを日々のニュースなどを通じて考えていきたいです。(美幌町、40代・男性)



公益法人の無駄遣いなくせ
 暫定税率が与野党の対立構造の中で廃止されたり、復活したり、ガソリン価格が上がったり下がったりするのはうんざりだが、私としては、むしろ道路特定財源の使われ方が頭に来る。
 なんですか、あの道路関係公益法人の金の使い方は。豪華な旅行に行ったり、不必要な備品を買ったり。これまでそんなことが見過ごされてきたことが問題です。
 受益者負担の考え方に基づく道路特定財源は維持してもしかたないとは思うが、これまでどれだけの税金が無駄に使われてきたか…。一般財源化するにしても、特定財源を維持するにしても、金の無駄遣いを徹底的に排除してからにしてもらいたい。(北見市、50代・会社員男性)



財布だけの問題ではない
 自家用車を持っていないので、暫定税率の引き下げによる直接的な恩恵はないと思っています。建設業者に対しては工事の発注が激減しているようで、今後の経済への影響を心配しています。
 ガソリンが安くなるのは市民の財布にとっては良いことかもしれません。しかし、安いからといってどんどん車を走らせれば、二酸化炭素の排出量が増え、環境に悪影響を与えるのではないでしょうか。
 基本的に市民の暫定税率に対する認識は、低いと思います。こんな税があったことをガソリン価格の値下げで知った人も多いのではないでしょうか。(網走市、70代・男性)


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