発生12件の地域別内訳は北見自治区で6件、訓子府町で3件、留辺蘂自治区、常呂自治区、置戸町で各1件。このうち畑のあぜ焼きからの延焼が6件と半数を占めている。その他の原因は、タバコの不始末やごみ焼きなど。火災は小規模のものから、約2千平方メートルに渡り燃え広がるものもあった。
野火以外の火災も含めた4月の発生件数は17件で、1月からの累計は26件となった。
昨年の野火発生件数は4月中に2件、年間を通しても6件だった。今年、多発している原因について同組合消防本部は「例年に比べ雪解けが早く気温が高いため枯れ草の乾燥が進んだためではないか」としている。
あぜ焼きからの野火が多いことから、同本部は、風の強い日はあぜ焼きを中止する、途中でその場を離れない、消火をしっかり確認するなどの対応を求めている。また、無届けで行われるケースもあることから、「消防機関に必ず届出を」と呼びかけている。
野火はあぜ焼き、タバコの不始末、ごみ焼き、火遊びなどから発生することが多く「風の影響で思わぬ方向に延焼する危険性がある」と同本部。屋外では、火の慎重な取扱いが必要だ。 (柏)
写真…北見市東陵町で発生した野火(22日)