報告書は、モヨロ貝塚整備のための資料としてまとめる。作成のための予算は約2300万円。このうち国が2分の1、道と市が4分の1ずつを負担する。来年3月までに完成させ、文化庁に提出する。
15年から19年まで5年間にわたり市が行った発掘調査には、東京大学、北海道大学などの協力機関が参加。土器片、石器片、骨角器など約8万点が出土し、同貝塚を知る手がかりとなった。
報告書には、5年間で出土した土器片の解説や、調査で確認した同貝塚の分布などを盛り込む予定。同館学芸員が約500ページにまとめる予定だ。
市は、同報告書を基に21年度以降、同貝塚の整備計画を策定。貝塚内にガイダンス施設を設置したり、敷地内の道路整備などを検討し、まとめる。
同館の館長は「報告書の完成により、モヨロ貝塚の姿が明らかになり、整備が進むことに期待しています」と話していた。 (玲)
写真…平成19年度の発掘成果展