救助活動の省力化やじん速化を目指し、網走消防署は1日から「都市型救助資機材」の運用を始めた。21日には、同消防署消防訓練場で模擬救助を行い、消防長が査閲した。
都市型救助資機材は従来、山岳救助で活用されていた器具。滑車、ロープなど16種類の機材からなっている。
同資機材の使用により、災害時などでの救助者や救助隊員の身体的負担が軽減されるほか、スピーディーかつ少人数での救助活動が可能になるという。公務員の削減など社会的な背景もあり、全国的に導入が進んでいる。
同消防署では、昨年7月から同資機材を用いた訓練をスタート。1日から運用を開始し、救助工作車とタンク車の2台に常時搭載している。
訓練は、工事中のビルから子どもが転落しかけているという想定で実施。同消防署員21人が、滑車やロープなど都市型救助資機材を使って救助した。
訓練後、消防長は「訓練の成果が十分に発揮された。今後も災害活動に万全を期してもらいたい」と講評した。 (玲)
写真…都市型救助資機材を使った訓練