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経済
掲載日=
2008/05/02
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財務局が網走管内経済情勢まとめ
「やや下振れ感が強まり」下方修正
財務省北海道財務局北見出張所は、平成19年12月から最近3ヵ月間の網走管内経済情勢を「オホーツク圏経済情勢報告」4月号にまとめた。個人消費がやや弱含みとなるなど、総じて「管内経済は下げ止まり基調にあるなか、やや下振れ感が強まっている」として、下方修正している。
【個人消費】
管内主要小売店11社の資料提供によるもので既存店ベースでみると、おおむね横ばいで推移している。ただ、衣料品については、きたみ東急百貨店撤退後の昨年11月から前年比20%台のマイナスを続けているが、閉店セールが行われた同10月には同比64%増を計上しており、その反動とも考えられる。新車登録台数は新車投入効果が見られるものの、一時の勢いが緩くなった軽乗用を含め低調に推移している。
【住宅着工】
管内3市の直近3ヵ月(19年12月〜20年2月)の新設住宅着工戸数をみると、貸家が前年比55.4%減と大きく減少したことから全体の戸数でも30.3%減と前年を下回っている。
【公共事業】
18年度は大雨災害などによる復旧工事などがあったが、19年度はそれもなく、発注が減ってきており、3月は単月で前年比40.4%減、累計では前年比5.4%減。
【漁業】
2月までの3ヵ月間はホッケなどが好調だったことから水揚量・水揚金額ともに前年を上回っている。
【観光】
流氷の接岸が前年より早かったことから、流氷観光シーズンにおける知床宿泊者数は3年ぶりに前年を上回った。特に、主要観光施設入り込み数は3月に前年比13.3%増に達し、明るい材料となっている。
【金融】
預金は堅調に推移。個人向け、不動産業などで設備資金が増加したが、運転資金が減少したことから前年を下回っている。
【雇用】
新規求人数が卸・小売業、建設業において減少したなどから、2月の有効求人倍率は16ヵ月ぶりに前年を下回り、同出張所は「持ち直しに向けた動きに足踏み感がみられる」としている。
【企業倒産】
件数は前年を下回っているものの、大型倒産が発生したことから、負債総額は前年比52.1倍と大きく上回っている。(寒)
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