十和田湖のオオハクチョウは、強毒性ウイルスと判定された。環境省釧路自然環境事務所によると、鳥インフルエンザは、「感染した鳥との濃密な接触など特殊な場合を除き、通常では人に感染しないと考えられている」。
網走支庁環境生活課は4月29日、相談窓口を開設し、市民の不安や疑問などについて担当職員が対応。2日現在で、相談はない。
同課は「人に感染する可能性は低い」とし、4年前の京都の事例を踏まえ、「感染したとしてもすべての人が発症するわけではなかった」と、市民の"過剰反応"を危惧する。
ただ、「行楽地などにいる水鳥や鳥の死骸には触れないで」と警告。万が一、ふんなどを踏んだり、さわった際は「手や靴など、ふれた部分をきれいに洗浄し、うがいを忘れないでほしい」と呼びかける。
白鳥の飛来地である涛沸湖の「白鳥公園」。今も数十羽がおり、市生活環境課は1日、オオハクチョウの死骸や衰弱した鳥がいないかをチェックした(写真)。同課は「湖沿から巡視したが、感染したと思われるハクチョウは、いなかった」と話す。
環境省は1日、野付半島の海岸で死んでいたオオハクチョウから鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表。同事務所によると、死骸は24日に発見され、簡易検査したところ陽性反応を確認し、強毒性ウイルスに感染してる可能性もあるため、今後、北海道大学で詳細な検査を行うという。
網走支庁環境生活課は「日常生活において人に感染する可能性は極めて低い。過度に心配しないでほしい」と話している。
市民の相談は、同課窓口(TEL 0152−41−0632)で受け付けている。 (大)