オホーツクフリーペーパー経済の伝書鳩


網走政治・社会
掲載日=2008/05/05
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網走の景観整え魅力後押し
網商 ミスマッチ改善を提唱
 観光地・網走の景観に配慮した取り組みが、活発化しそうだ。網走商工会議所は平成20年度事業の中で、自然を売りにする網走においてミスマッチな廃屋などを樹木の"カーテン"で覆う運動などを提唱する。また、網走運転者部会は網走湖沿いに設置した啓発看板を撤去し、まちの魅力づくりに一役買った。
網走運転者部会は看板を撤去

 海と湖、川、森に囲まれる網走には、北海道観光ブーム時代に建てられたと思われる観光施設の廃屋がいくつかある。営業をやめてから10年以上経った施設は老朽化し、網走の景観を損ねてしまうようになった。

 網商は、地域経済の柱である観光産業の活性化策の一環として、「景観保護とミスマッチ景観修正」事業を創設。オホーツク海岸沿いなどに並ぶ廃屋や積み置かれた廃棄物のそばに樹木を植え、景観のミスマッチを防ぐ狙いだ。

 5月中には、網商内の観光委員会で植樹対象場所などを選定する予定だ。今後の取り組みを具体化した上で関係機関に提言するほか、廃屋などの撤去要請も試みる。

 観光施設の廃屋については、所有者などの承諾が不可欠。撤去費用など課題は多く、周辺への植樹も「即実行」とはいきそうにないが、網商が新規事業に盛り込んだことは大きな前進だ。

 網商は「自然景観の保護。ミスマッチしている風景を修正し網走の魅力を高めたい」と話す。

 網走運転者部会は4月26日、網走湖のそばを通る国道39号沿いの啓発看板を自主的に撤去した(写真)。老朽化したことと、自然景観に配慮した決断だ。

 看板は昭和50年代後半に設置した。20年以上にわたり風雪などで色はあせてしまい、木々が葉をつける季節になると枝が看板を覆い、本来の意味を果たさなくなっていた。

 安全運転の啓発看板を、設置者自らが撤去するのは市内で珍しい。同部会の会長は「看板の役目は終えたと思っている。ただ、ドライバーには今後も安全運転に心がけてほしい」と話していた。(大)

写真…景観に配慮し看板を撤去する網走運転者部会


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