「性と生を考える〜だからあなたに伝えたい」と題した北見講演会(実行委、北見市教委主催)が2日、北見芸術文化ホールで開かれた。思春期の子どもと親など約230人が、体や性に関する正しい知識を身に付ける重要性などについて考えた。
講師は、広島市の河野産婦人科クリニックの河野美代子院長。受診で多くの若者とかかわってきた経験から、無知による体の悩みや性感染症、妊娠などの問題を取り上げた。
人は身ごもる性と身ごもらす性があり「今、妊娠しても子どもを育てられるか、行動を取る前に本気で考えなさい。後で考えても遅い」と強調。女性は自分の体、男性は女性の体に責任を持つように投げかけた。
同じ性の結果による妊娠でも、誕生を2人で喜び流す涙もあれば、女性が1人で「ごめんなさい」と流す涙もあると説明。「みなさんも将来、どちらかの涙を流し、流させる可能性があります。あせらず、自分と相手を大切にできる大人になり、素敵なコミュニケーションを取ってください」
また、成人後も受診に母親と来る人が多いことを挙げ「高校生以上になったら自分の口で話して。子どものうちから体や性について教え、自分の体を管理できる大人になってほしいです」と語った。(真)