北見から憲法を考える会主催の「第24回日本国憲法を読む103人のつどい」が3日、北見市民会館で開かれた。80人余りが参加し、条文を朗読して、平和への誓いを新たにしていた。
憲法前文を全員で読み上げ『日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し…』という第9条など、103条まで一人が一条ずつかみしめるように朗読した。
この後、室蘭工業大学准教授の奥野恒久氏が「改憲の動きと国民の憲法意識」と題して講演。
「後期高齢者医療制度は第25条の『国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない』に逆行し、"壊憲"に向かっている」と指摘した。
また、いつでも、どこでも自衛隊を派遣できる自衛隊海外派兵恒久法導入の動きがあることに警戒感を示し、「憲法9条の意義を日常的に模索し、そこから照射される形で自衛隊や日米安保の実態をえぐる必要があるのでは」と訴えた。 (成)