かつてこの時期は、各校がそれぞれ練習試合を組んでいた。それを「どうせやるなら地域全体の底上げを」と市内の中学校野球の指導者らが一昨年、大会を創設。大きな目標の中体連に向け、互いに刺激し合い、意識の向上に結びつけることを狙いとしている。
3回目の今年は網走管内をはじめ十勝、釧路、根室、上川管内から昨秋の新人戦全道大会出場4校を含め24校が参加。北見市内の中学校グラウンドと市営球場で各校計6試合を行い、試合中も監督から連携プレーなどの細かな指導の声がしきりに飛んでいた。
4日の試合終了後には北見市民会館で選手約700人が参加して野球フォーラムを開催。各主将がステージ上でチームを紹介した(写真下)。また、JR北海道野球部コンディショニングコーチによるストレッチングに関する講演などが行われ、北見市内の小林病院整形外科部長の川村澄人さんは、いわゆる野球ひじについて「若いうちは治癒力が高い。勇気を持って一時期休むことも大事」などとアドバイス。選手達はこれからの部活動に役立てようと真剣に耳を傾けていた。 (寒)
写真…4日、北見市立東陵中学校グラウンドで