北見市端野町歴史民俗資料館主催のカタクリ観察会が2日から5日まで7回にわたり、端野の群生地で開かれた。参加者は「かわいらしい花だね」と魅了された。
カタクリはユリ科の多年草。高さ10〜15センチになり、7〜8年で淡い赤紫の花を咲かせる端野のカタクリは日本の東端分布限界にあり、自分自身の花粉で種子をつくる能力(自家和合性)が高いとされる貴重な存在。
観察会は保護に理解をと毎年、期間限定で開かれている。保護するための市民団体「たんのカタクリと森の会」が平成16年に発足、増殖のための笹刈り、観察路に階段を設けるなどの環境整備を行っている。
このところの好天と気温の上昇で一気に開花し、観察会期間中に合わせるかのように咲き誇った。ボランティアによる夏の笹刈りで花の数も増えているという。
参加者はカタクリのほか、ニリンソウ、アズマイチゲなどを見つけるたびに写真撮影に熱中。植物や森を大切にしていかなければの思いを強くし「また来年見たい」などと話していた。 (成)