今夏に開催予定の「所蔵版画と北西海岸インディアンの版画展」は、同博物館との初の共同開催。両館学芸員の交流がきっかけで実現した。
大阪の国立民族学博物館所蔵の北方民族の版画を、両館で展示する。同美術館では所蔵する郷土作家の版画とともに展示し、芸術的な視点から文化人類学にも興味をもってもらう考えだ。
このほか、9月の企画展「木田金次郎と生まれ出づる悩み展」は、美術と文学を同時に紹介する試みだ。北海道を代表する洋画家の一人・木田氏の絵画を、自身がモデルとなった作家・有島武郎の小説「生まれ出づる悩み」とともに市民に知ってもらう。
同美術館の学芸員は「地域の美術文化の推進を図りながら、魅力あふれる施設をめざしたいです」と、市内施設との"コラボレーション"企画の成果に期待している。 (玲)
写真…これまでにない企画展を開催する市立美術館