死骸は5日にサロマ湖畔で見つかった個体で、北大が詳細な検査を行い、鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)を検出した。これまでに管内で見つかったオオハクチョウの死骸は北見市内で見つかった個体を含め2羽で、北見の個体は簡易検査で陰性と確認されている。
確定検査を受けた同衛生所は家畜伝染病予防法に基づき、発見場所から30キロ以内の3農場の鶏舎に消石灰を散布するなどの消毒命令を出した。これによって30日間、消毒効果が持続するよう、1週間おきに散布する。
すでに網走支庁が範囲内の養鶏場など40ヵ所で巡回監視を行っており、家禽の不審な死亡などは見つかっておらず、継続して予防措置の継続を指導している。一方でサロマ湖や網走湖、コムケ湖、涛沸湖などの湖沼での水鳥の監視も続ける。
また、北見、網走、紋別の管内3保健所は住民からの健康不安などの相談に対応する相談窓口を設置した。土日の開設は午前8時45分〜午後5時半。
網走支庁は「鳥インフルエンザは野鳥で確認されただけで、まだ農場の家禽で発生したわけではない。事業所や専門機関が防疫体制を強化しているので、注意は必要だが、過度な反応は抑えてほしい」と住民に協力を呼びかけている。 (澄)