北見藤は近年、部員不足に悩みながらも「どこにも負けない」(監督)という練習量で選手を鍛え、他校との合同チームを組んだり、助っ人の力を借りて大会に出場。部員数を確保することが一番の課題だ。
現在の部員数は3年生3人、2年生2人、1年生3人の計8人で試合をするには1人足りない状況。そこで部員以外の経験者2人に"助っ人"を依頼、何とか出場にこぎつけた。ところが、4番を務める主力メンバーが、けがで出場できなくなり、人数はぎりぎりだった。
同選手権は網走、釧路、十勝管内のほか全道に間口を広げたオープン大会で、滝川や函館のチームを含め11校が出場。トーナメント戦で覇を競った。
北見藤は、初戦となる2回戦で滝川西に5−2の逆転勝利を収めて波に乗った。続く準決勝は帯広大谷・三条合同と対戦。7回まで0−0と両者譲らず、促進ルールの延長を北見藤が4−1で制した。
帯広南商業との決勝は点の取り合いとなる展開の末、8−6で競り勝った。エースの選手(3年)が全3試合を投げ抜き、部員や助っ人が一丸となって戦った。
監督は「選手が少なく初戦敗退も覚悟していたが、ピッチャーがよく投げ、野手がピンチをしのいでくれた」と価値ある勝利に満足顔。主将(3年)は「優勝できてとてもうれしい。みんながひとつになり、助っ人の2人も頑張ってくれた。高体連支部予選では、昨年秋の新人戦で負けた遠軽に勝って優勝したい」と話している。 (柏)