アルミ缶を使った鋳物づくりに取り組むアルミ缶リサイクル工房(北見市川東)の男性(69)が、風鈴の新作を完成させた。春風を受け「チリーン」と涼しげな音が早くも工房に響いている。
同工房は10年前からアルミ缶を800度で溶かし、型に流して風鈴を製作。年々、種類を増やし、今では11種類ある。
リサイクル意識の高まりからか、近年ではゴールデンウイークごろから需要がある。例年は6月に市内で開かれる環境フェア「くるるんきたみ」に合わせて製作しているが、今年はゴールデンウイークの需要に合わせて製作した。
今年の新作は、船頭といかだを題材にした「渡し舟」と2羽のライチョウをモチーフにした「雷鳥」。ともに数年前から温めていたアイデアで、1個の風鈴に500ミリリットルのアルミ缶150個ほどを使う。同工房は「渡し舟が真っ直ぐ吊り下がるよう、バランスを取るのに苦労しました。みなさんの励ましや要望の声が原動力になるので、反応が楽しみ」と話している。 (浩)