家畜伝染病予防法に基づいて行われた消毒は、農場の鶏舎や通路などに消石灰を散布した。今後も数回程度の散布を行い、30日間消毒効果が維持される。
一方で網走支庁は同日、白鳥発見現場周辺の7つの湖沼の水鳥を巡視し、異常な水鳥の発見はなかったとしている。この日、白鳥がいたのはサロマ湖4羽、コムケ湖1羽、涛沸湖とシブノツナイ湖がともに3羽で、網走湖や能取湖、藻琴湖にはいなかった。今後も巡回監視を続ける。
住民からの健康不安などの相談に応じる管内3保健所の相談窓口は10日に設置された。北見保健所では3日間で3件。1件は宿泊施設からの靴底の消毒についてで、対応は「逆性石けんの水溶液につける」(同保健所)。犬が散歩中にスズメの死骸をくわえたことについての回答は「心配はない。ただし、大量の死骸があった場合は通報する必要がある」(同保健所)など。
網走と紋別の両保健所はともに2件で、野鳥の死骸の処理についてと、宿泊施設での消毒状況の問い合わせ。
同保健所は「ウイルスは野鳥のふんにも存在する可能性があり、バードテーブルや車のボンネットなどのふんには手でさわらず、流水などで洗い流すことを勧めますが、過敏になる必要はありません。不安があれば問い合わせて」と相談を呼びかけている。連絡先は北見保健所が0157−24−4173、網走保健所は0152−41−0695へ。 (澄)