オホーツクフリーペーパー経済の伝書鳩


網走本紙連載
掲載日=2008/05/14
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かわいっしょ!372
仏前に座る忠ネコ 「もも」
亡き人への思いいつまでも

 雑種の「もも」(10歳・メス)です。10年前にわが家の庭先にひょっこりと現れました。やせてみすぼらしい子猫でしたが、見かねた父が決断し、家族の一員として迎えました。

 「決断」がももの心によほど響いたのか、父から片時も離れない生活スタイルになりました。居間でくつろいでいる時はもちろん、風呂もトイレに入ったときも出てくるまでドアの前で待つなど、何をするにも父と一緒でした。

 そんな父が3年前に他界。「いくら好きでももうお父さんはいないのよ」と諭すと、今度は仏壇の前に座るようになりました。

 私達人間は3年も経つと、日々の暮らしに追われ、亡き人への思いも薄れます。でも、ももだけは父を忘れないようで、仏壇の前に座る日課を欠かしません。「猫は気まぐれ」と言われますが、うちのももに限り、それは当てはまりませんね。(網走市、Sさん)


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