小学から高校までスピードスケート選手として活躍し、北海学園北見大学(現・北海商科大学)進学後、自転車に転向。すぐに頭角を現し、国内トップに上り詰めた。昨年6月に南アフリカで行われたB世界選手権女子スプリントで優勝し、五輪出場権を獲得。今年は3月に世界選手権、4月にアジア選手権に出場したが、惜しくも予選落ちしている。
−北京五輪出場決定おめでとうございます
佃「ありがとうございます。今シーズンは調子が悪かったので、正直、ホッとしました」
−今は、前・北海商科大自転車部監督で元国体覇者の中村真司さんの指導の元で調整しているそうですね
佃「今は精神面、技術面とも調子は上向きですが、それは地元で中村監督に指導していただいていることが大きいですね。この地域は道路が広く、車の量も少ないので練習しやすい環境。中村監督の指摘で改善できた点も多く、私にはとても大きな存在です」
多くの人との出会いに感謝
−スケートから転向して5年目にして五輪出場。スケートから得たこと、この4年間で成長したことは
佃「五輪に出場できるようになったのは、スケートで身に付いた基礎があったから。また、これまで出会った指導者の方々のうち、一人でも欠けていれば、今の自分はなかったかもしれません。人との出会いには本当に恵まれ感謝しています。自分の成長を感じるのは、新幹線の乗り方も分からなかった私が一人で遠征に行くようになったり、男性のプロ選手ばかりの合宿に参加したりして、精神的に鍛えられたことですね」
−初出場のオリンピック。改めて目標を
佃「さらに調子を上げて、入賞を狙います」
−地元の応援も力になるのでは
佃「とてもありがたく、力になります」
−次のロンドン五輪にも意欲的ですね
「以前の目標は、北京五輪まででした。ですが、世界選手権に初めて出場して世界のレベル、雰囲気を肌で感じ、ロンドン五輪出場がはっきりとした目標になりました。北京で経験したことを生かし、ロンドンではメダルを目指します。自分には、まだまだ"伸びしろ"があると思います。練習してもっと速く、強くなりたい」