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美幌話題・行事
掲載日=2008/05/17
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エゾノウワミズザクラ育てよう
美幌で動き広まる…かつて町内で多く自生
 かつて美幌町内に多く自生していたといわれる蝦夷上溝桜(エゾノウワミズザクラ)を育てようという動きが町内で広がりを見せている。町内の木禽(ききん)川などの由来となっている桜で、美幌郷土史研究会前会長の男性らがこのほど、育てた苗木を3ヵ所に植えた。男性は「美幌の歴史にかかわりがある桜を知ってほしい」と話している。
地名などの由来となった歴史が

 エゾノウワミズザクラの花は、エゾヤマザクラなど一般的な桜に比べ白く、小ぶりで、10〜15日ほど遅れて咲く特徴がある。現在が満開の時期だ。

 男性によると、かつては町内に多く自生していたが、現在は都橋や昭野、栄森、元町の一部に限られている。

 アイヌ語で、実を表す「キキン」、木を表す「ニ」を合わせた「キキンニ」という名で呼ばれている。木禽川や、木禽原野(現=美禽)上木禽(現=豊岡)などの名は、この桜が多く自生していたことから付けられたとされている。

 男性は、美幌の歴史を調べる過程でこの桜に興味を抱き、美幌博物館の学芸員らの協力を得て調べた。4年前からは、自宅の庭で桜の苗木約50本を育てている。

 5月には、町内の自然団体「ふるさと美幌の自然と語る会」のメンバーらと、博物館横や元町の公園内、網走川土地改良区内に計11本の苗木を植栽。早ければ、数年で本格的に咲き始めるという。

 男性は「町内の地名の由来となった桜を多くの方に知ってほしい」と、今後も少しずつ植樹を続けたいとしている。(浩)


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