市民討議会は先進国で導入されており、世代や職業などにとらわれず一般市民の声を集約し、行政に届ける。網走JCは「これまでまちづくりについての声を聞く機会の少なかった市民の思いに耳を傾けよう」と、平成20年事業に盛り込んだ。
6月中旬までに、住民基本台帳を利用して無作為に千人の市民を抽出する。選ばれた市民には案内状を送付し、市民討議会に出席するよう呼びかける。定員は25人で、応募多数の場合は抽選となる。
開催日は8月9、10日の2日間で、会場はエコーセンター2000。参加者には謝礼として9000円を用意している。
討議テーマは「網走の未来について〜人口減少から考える、まちのあるべき姿〜」。地域で抱える問題や課題などを知り、網走市が将来進むべき道を探る上でのヒントにする。
網走JCは討議会で出された意見を集約し、市に提出する。一般市民の声を、今後の市政に反映してもらう考えだ。
網走ではこれまでにも、公募した市民によるまちづくりを考える会合が開かれている。網走JCは「従来の政策公募では限られた参加者に集約される懸念がある」とし、無作為に選んだ"一般"市民による討議会にこだわることにした。
ただ、こうしたスタイルの討議会は網走市民に馴染みは薄いため、網走JCはPRチラシを作製(写真)。イベントなどを通じて市民に配布し、理解を求めていく。
網走JCは「特別な準備や知識がなくても参加できます。みなさんの貴重な意見をまちづくりに反映したい」と話している。
問い合わせは網走JC(TEL 0152−44−6751)へ。 (大)