枕木に使用されている防腐剤「クレオソート油」には発がん性物質が含まれており、一般家庭への販売には含有量の規制がある。含有量が基準値を超えていると、販売できない。
市は4月15日、枕木を一般市民に販売して良いかどうかを網走支庁生活環境課に確認。同課から「枕木は法で規制される家庭用品に当たらないため対象外」との回答を受けたため、検査を実施せず4600本余りを販売、同30日までに引き渡した。
しかし、5月7日に北見保健所から「枕木は規制の対象」との見解が示され、販売中止と有害物質の含有量検査を実施するよう指示を受けたという。市はすでに引き渡しを終えていることを伝え、残っていた枕木の検査を道立衛生研究所に依頼した。
一連の経過について同課は「枕木のように一般的に家庭用品でないものは規制の対象外と認識していた」とし、市への回答が誤りだったと認めている。回収することになった場合の費用弁償の考え方については「本庁と検討したい」とした。
今後の対応について市は「検査の結果を待って、道や北見保健所と協議したい」としている。 (匡)
写真…販売された枕木