春を運ぶヒバリが北見地方に戻り、五月(さつき)の空から、さえずりを響かせている。北見市常呂町日吉の常呂川の堤防で見つけたヒバリは羽を休めながらも、虫を探し、繁殖準備に忙しい。
ヒバリは体長約17センチで、スズメよりひと回り大きい渡り鳥。越冬のため暖地に渡り、道内には繁殖のため飛来する。
網走地方気象台はヒバリの規則的な行動と、観測のしやすさから生物季節観測としてヒバリの初鳴観測を行っている。今春の初鳴は4月21日で、平年より6日遅れた。
複雑な鳴き声を発しながら飛び、農家の人達が作業の手を休め、さえずりに耳を傾ける。時折、地上を歩きながら草の実や昆虫を食べる。もうすぐつがいが協力し、抱卵が始まる。 (澄)