オホーツクフリーペーパー経済の伝書鳩


端野教育
掲載日=2008/05/24
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北見商業高で文化講演会
"異質なものとの出会い"大切に
芥川賞作家・ミュージシャンの奥泉光さん語る

 財団法人一ツ橋文芸教育振興会など主催の高校生のための文化講演会が22日、北見商業高校で開かれた。芥川賞作家で、ミュージシャンとしても活動している奥泉光さんがピアノの演奏を交えながら「異質なものとの出会い」をテーマに語った。

 同振興会は集英社が創立50周年を記念して昭和51年に創設した公益法人。青少年の文芸的資質の育成向上に寄与するなどを目的に、高校生のための文化講演会などを行っている。

 奥泉さんは「欧米やアフリカの音楽が混在してジャズなどが誕生した」と説明。学生時代、ジャズが好きで共感できる趣味が一緒という女性と交際を始めたが、大学野球の熱烈な江川卓ファンだった奥泉さんに対し、彼女が関心を示さなかったために破局したエピソードを紹介し「異質なものの一部分を排除して同質性を保とうとしたための失敗」と自己分析した。

 「異質なものは怖い、不安な存在だが、完全に同質にはなり得ない。異質なものを認め合うことが必要で、異質なものに出会うためにもさまざまな小説を読んでください」と呼びかけた。   (成)


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