オホーツクフリーペーパー経済の伝書鳩


網走話題・行事
掲載日=2008/05/24
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大曲湖畔園地 農業体験観光地に
修学旅行生や大型客船乗客など今秋までに大量受け入れ
 新たなスタイルの観光地として注目される、網走市の大曲湖畔園地は今秋までに、道外中学校の修学旅行生や大型客船の乗客を受け入れ、北海道ならではの農業体験を楽しんでもらう。大型客船の乗客が網走で農業体験するのは初めてで、最大で延べ400人ほどがジャガイモ収穫に汗を流す。関係者は、大曲湖畔園地がまちの観光資源として認知されつつあることを喜んでいる。 
北海道ならではのメニューとして提供
 新たな資源として観光振興に期待

 大曲湖畔園地は約80ヘクタールあり、6割ほどが畑。市は2年前に法務省から買い取り、観光客や市民が集える場所にするための準備を進めてきた。今春から、「花園」「小果樹」「循環型作物」「フットパス」ゾーンの誕生に向けた整備が、市民パワーにより本格的した。

 「循環型作物ゾーン」にはさっそく、"体験観光"の予約が入っている。すでに、静岡県の浜松市立東陽中学校の3年生約110人は20日、ジャガイモの種イモ植えに挑戦した。市民からなるNPO法人「グリーンツーリズム・オホーツクセンター」が作業を支援し、イモの成長は定期的にホームページなどを通じて生徒に知らせるという。

 9月には、東京農大第一高中等部(東京)の3年生約160人が訪れる。体験学習の一環としてジャガイモを収穫する。

 8月下旬から9月中旬までの計4回、商船三井客船で運航する「にっぽん丸」が網走港に寄港する。今年は初めて、同園地での農業体験を観光メニューとして乗船客に提供する。市観光課によると、「1回で最大100人以上を受け入れることになる」。

 近年、大型客船の網走港への寄港数は増えている。昨年は6回、今年は5回を予定しており、延べ2千人規模の乗船客が網走周辺を観光することになる。

 農作業など各種の体験メニューを提供できる同園地の存在は、国内外の旅行関係者らに認知されつつある。今後、網走の観光振興の起爆剤として期待される。

 同園地の特徴は、整備から管理までの大半を市民が担うことだ。網走市ホテル旅館組合は宿泊客用の畑を造成し、トウモロコシとジャガイモ収穫などを楽しんでもらう考えだ。

 市観光課は「市民パワーによる園地を網走の新たな魅力にしたい」と話している。  (大)

写真…農業体験する静岡県の中学生


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