改正道路交通法は、6月1日に施行される。市は要点をまとめたチラシを作製し、各町内会や老人クラブ会長へ配布し、理解を求める。
改正後、後部座席のシートベルト着用が義務化される。運転者は同乗者全員にシートベルベルトを装着させなければならない。
昨年7月、大空町女満別の道道を走っていた乗用車が路外に衝突。弾みで後部座席の同乗者が車外に投げ出され、道道を走っていた車にひかれ死亡した。
同署は「身近でこうした事故が起きている。後部座席のシートベルト着用は徹底してほしい」と呼びかける。
「高齢者運転標識(もみじマーク)」表示義務は75歳以上のドライバーが対象で、運転する際は車の前後に表示しなければいけない。違反点は1点、反則金は4千円(普通自動車)などとなっている。警察庁によると、21日現在の全国の"表示率"は約6割にとどまっている。
平成19年に同署管内での交通事故による死者は8人。このうち、70歳以上は5人と全体の6割以上を占めた。同署によると、死亡事故の中で「もみじマーク」を表示している車はなかった。
「もみじマーク」を表示した車に対し、周囲はさらに安全運転を心がけなければならない。走行中に割り込みなどをした際は検挙されることもあり、法律によっても"保護"されることになる。
市市民課は「改正道路交通法のポイントを守ってもらい、悲惨な交通事故の抑止につなげたい」と話している。 (大)
写真…改正ポイントを周知するチラシ