庁舎の位置は市民の反対運動が起きた東1丁目案を断念し、現庁舎とJR北見駅周辺で市が検討していた。
神田市長は、北見赤十字病院の建て替えが円滑、迅速に進むこと、駅周辺地域の機能性とにぎわいの創出、中核都市としての顔づくりと機能の充実を位置決定の理由に挙げたほか、市の財産の有効活用などを考慮した、と説明した。
まちきた大通ビルを市庁舎として使用するには、耐震改修をはじめとした大幅な改修が必要で増築を検討する必要もある、とした。費用については示さなかったものの「コスト的にも有利になるだろう」との見通しを示した。
菊池豪一委員(日本共産党)は、「市民が納得する説明がないまま、あっちだ、こっちだと振り回されている。(どこがよいかの)議論に過程がない」と指摘した。
神田市長は「まとまった土地を得るのは難しいと考えるべき」と、同病院の建設用地に現庁舎跡地の必要性を示しながら「市民に説明していく考えを示した」と述べた。
市は今後、国への申請に向けて構想を基本計画にまで具体化するが、市庁舎を含めた都市再生整備の事業費などは基本計画の中に盛り込み、議会に諮る考えを示した。 (粟)
写真…まちきた大通りビル
写真左…都市再生整備特別委で説明する神田市長