北見市企業局は、広郷浄水場の北側(図参照)に天日乾燥ろ床を設置するための土地約4.37ヘクタールを購入する方針だ。21年度に完成させる計画。
天日乾燥ろ床は、浄水過程で排出される汚泥を天日で乾燥させる施設。乾燥した汚泥は産業廃棄物として処理される。
市企業局によると、17年度までは乾燥した汚泥を北見市昭和の旧廃棄物処分場の覆土に使用していたが、覆土の必要がなくなり17年度からは農業利用への可能性を研究した。しかし、適さないことが分かり、19年度から全量を産業廃棄物として処理している。
現在の天日乾燥ろ床は、断水後、仮滞水池として使用されている。
市企業局によると、本来の天日乾燥ろ床として使用しても面積が少ないために十分乾燥させることができず、火山灰を混ぜて含水率を下げ、産廃処理していた。
年間3千トンにもなるが、十分に乾燥させると、約850トンにまで量を減らすことができ、年間3700万円の経費削減効果がある、という。
このため、面積の広い天日乾燥ろ床を設置できるよう用地を取得する方針。(粟)