郷土の歴史を知ってもらおうと、網走市立郷土博物館は、市内実豊にある民俗資料展示施設を一般市民に開放している。同施設には、市民から寄贈された昭和30年代以前の生活用具など約2万点が収められており、来場者は当時の暮らしに思いをはせている。6月1日までで、入場は無料。
同施設は旧丸万小学校校舎を、平成13年から同館の民俗資料の収蔵場所として利用。体育館や教室などをそのまま収蔵庫として使用している。期間中は同館学芸員が希望者を案内し解説している。
同施設に収められている資料はすべて市民からの寄贈品。炊事用の羽釜(はがま)や炭火アイロンなど庶民の日常品をはじめ、日本に数台しか残っていないという明治時代にオランダから輸入した高級自転車などが並んでいる。
同館学芸員は「お年寄りがお孫さんなどと一緒に来場し、昔を懐かしんでほしいです。資料に関する情報なども聞かせてほしいです」と話している。 (玲)
写真…網走の網元が購入したオランダの自転車