オホーツクフリーペーパー経済の伝書鳩


常呂政治・社会
掲載日=2008/05/30
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北見市 自然公園法違反
ワッカ原生花園の特別地域で木の枝払う
 網走国定公園ワッカ原生花園の特別地域の樹木を損傷させたとして、網走支庁は28日、自然公園法違反で北見市に行政指導した。指定管理者の職員が遊歩道の草刈り中にエゾノコリンゴなど十数本の枝を刈り落とした。市常呂総合支所は委託契約の際、公園の管理計画や管理マニュアルも作っておらず、委託業者への管理の丸投げ体質が表面化している。
網走支庁が行政指導、常呂総合支所が再発防止へ

 同法が指定する特別地域は風致、景観の保護が必要なエリアで、樹木の損傷や除去には許可が必要になる。

 現場は花園の東側でワッカネイチャーセンターから約1キロほど北にある東屋付近の遊歩道沿い。遊歩道は幅員約4メートルのうち幅3メートルがアスファルト舗装され、特別地域との境界に柵などはなく、目測で刈り取りを行っていた。

 草刈りは17日に行われた。職員がエンジン付きの草刈り機で遊歩道沿いに作業を進めた。その際、遊歩道側のエゾノコリンゴの木6本のほか、ハマナスの枝など十数本を刈り取った。その後 作業は中止している。

 同支所は現在の指定管理者と過去4年間にわたり花園の管理契約を結んでいるが、清掃や雑草の除去、遊歩道の保守管理などと漠然とした契約内容。具体的な管理計画を示していない上、立ち合いや見回りなどもせず、指定管理者まかせとなっている。

 同支庁環境生活課は「草刈りは特別地域内での枝の除去が目立ち、北見市に口頭で厳重注意した。植物が遊歩道に張り出す状況があっても、どうしたら残せるかという考えで対処すべきで、その他の被害状況と管理計画、再発防止策の提出を求めている」としている。

 同支所の支所長は「道遺産でもあり、地域の財産を傷付け申し訳なく思う。再発防止のための管理計画など十分な対応を早急に実施したい」。同課は28、29日に現場周辺の草本類の被害調査を続けている。   (澄)

写真…枝を草刈り機で切られたエゾノコリンゴ


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