自然の状態ではほとんど見かけることがなくなった在来種のタンポポを守ろうと、網走市内の“タンポポ愛好家”の男性(67)
が今年も、自宅で育てたタンポポの種を市民にプレゼントする。男性は「自然環境への関心がさらに高まってほしいです」と期待している。
在来種タンポポは繁殖力の強い外来種の勢いに押され、ここ数十年のうちに勢力バランスが逆転。現在では野に咲くタンポポのほとんどが外来種となってしまった。
男性は6年ほど前から自宅庭で在来種の育成に挑戦。外来種の進入に注意しながら、6種類のタンポポの開花を成功させた。
ここ数年は毎年、10人ほどから種についての問い合わせがあるという。男性は「最近はさまざまな動植物に関して『在来種を守ろう』という動きが見られます。呼人にはたくさんの生物が生息しています。在来種タンポポの保全が地域の自然に目を向けるきっかけになってほしいです」と期待している。希望者には種を配布する。 (玲)