北見市留辺蘂の地酒「馬喰一代(ばくろういちだい)」を取り扱う留辺蘂地酒倶楽部が結成10周年を迎えた。代表は「みなさんの応援で、大きな節目を迎えることができ、幸せな気持ち。今後も地元の銘酒を守っていきたい」と話している。
馬喰一代は地元の米を原料にした、郷土酒として毎年2千本(1.8リットル入り)が完売している。商品名は旧留辺蘂町出身の文化人、故・中山正男氏が書いた同名小説から付けられている。代表は「偉大な文化人の中山さんの偉業を風化させたくなかった。地元の銘酒の名前として残したかった」と話す。
このほど留辺蘂商工会議所で開かれた新酒発表会には、地酒ファン80人が盃を酌み交わし「きれがあって、こくがある」と高い評価を得ている。出席した中山氏の長男も縁ある銘酒の味に感激していたという。
同倶楽部は10周年記念酒「米太郎(よねたろう)」「大平(だいへい)」を100本限定で販売を始めている。高野代表は「みなさんに愛される銘酒。倶楽部一丸となって新たな気持ちで20周年を目指して頑張ります」と抱負を語っている。(斉)