訓子府町弥生の道立北見農業試験場が昨年、創立100周年を迎え、1世紀の歩みや試験研究の成果などをまとめた記念誌をこのほど発行した。A4判213ページで200部を作成。関係機関に配布したほか町内や北見市、置戸町の図書館に寄贈した。
同試験場は明治40年、現在の北見市に道庁立地方農事試験場北見分場として誕生。昭和34年に現在地へ移転した。これまで秋まき小麦「ホクシン」、水稲「はくちょうもち」など数々の品種を開発するなど道内外の農業に貢献している。
記念誌の発行は70周年以来、30年ぶり。今回は過去30年の成果を中心とし、小麦やジャガイモ、玉ねぎなどの研究成果をまとめた。そのほか環境保全や有機・クリーン農業、技術普及活動などの新しい分野も加えた。
また、場長は「日本の食糧基地である北海道の農業を今後も支えるため、生産性と付加価値の高い品種や農業技術の開発に努力を続けていきたい」と巻頭に記している。 (真)