このエンドウは紀元前1358年〜1349年にエジプトを統治したツタンカーメン王の王陵から、イギリスの考古学者が1923年に発掘した副葬品のひとつ。この考古学者が発芽させて種子を増やし、各国に伝わった。
オホーツク文化協会の理事長は3年前、知人を通じて種子3粒を入手。北網圏北見文化センターの協力を受け栽培した。3粒はいずれも発芽して150センチほどに育ち、一般的なエンドウとは違った紫色のサヤ、赤みを帯びた種子をつけた。
昨年は種子が増え"絶滅"の心配がなくなったことから、希望者30人に苗を無料で配布。さらに種子を増やすことができたことから、今年は100人に配ることにした。
理事長は「今年はたくさん増やせたので、ぜひ多くの人に色鮮やかなエンドウを育ててほしい。昨年配布した人から『豆ご飯にして食べた』という報告がありましたが、豆パンや天ぷらも試してほしい」と話している。
問い合わせは同センター(TEL 0157−23−6700)へ。(匡)
写真…"ツタンカーメンのエンドウ"の苗
写真…鮮やかな紫色のサヤ