人の気配を警戒した鹿は、敷地北側の金網に開いた穴をくぐり、水路を渡って札幌通運側の空き地へ。そのすぐ北側は交通量の多い鉄北通だ。
急いで反対側へ回り込んだ"捕獲隊"。長い網を広げ、追い詰めてからめ捕る作戦だ。それをよそに、鹿はのんきに草を食み始めた。鳥獣保護員らが捕獲用の網を広げて追い込もうとすると、鹿は金網と水路の間の狭いスペースや水路の中を右往左往。最後は意を決したかのように中央突破(写真)を図ると、そのまま鉄北通を横切って畑の中へ逃げ込んだ。
鳥獣保護員らは、鹿が無事に山へ帰るのを確認して引き上げた。
市耕地林務課によると、ここ数年、北見自治区内の市街地で鹿の目撃情報はなかったが、8日に大正でも確認されており2日続けて出没した。 (柏)