専用広場は縦36メートル、横35メートルで、南駐車場の一角をカラーコーンで仕切っている。11月末まで開放し、利用時間は午前8時から午後7時となっている。
対象は電動型かエンジン型のRCカーのみで、ヘリコプターなどは認めない。無料で利用できるが、専用広場入り口にある名簿に氏名を記入することを義務付けている。
近年、RC(ラジオコントロール)カー愛好者は急増しているという。年齢層は幅広く、"子どものオモチャ"としてだけではなく、趣味とする大人も多い。
網走でも、シーズンになると週1回ペースで大会が開かれるなど、人気は高まっている。愛好者は増える一方で、RCカーを自由に走らせられる場所は少なく、市民とのトラブルを誘発する可能性も出てきた。
愛好者の男性(39)は「これまでは利用車両の少ない深夜の駐車場などで走行させていました。網走をはじめ近郊の愛好者も走行場所がないのが悩みだったと思います」と話す。
関係者によると、市内のレースには毎回、50人ほどが参加し、家族などを含めると多くの人が網走に集まる。同公園は愛好者の要望と潜在的なファンの数などを考慮し、専用広場を開設することにした。
近年の主流である電動型RCカーの場合、モーター音だけが聞こえる程度。南駐車場は郊外にあり、「周囲への迷惑はかからない」と判断した。
ただ、人数が集まると、ごみ問題などが浮上する。同公園は、6項目からなる利用ルールを設け、専用広場入り口に掲示して理解を求めている。小清水町の愛好者は「こうした専用広場は網走管内では初めてだと思います」と喜び、同公園は「網走の新たな魅力となり多くの人が集まることで、まちの活性化にもつながれば」と期待している。
問い合わせは同公園(TEL 0152−45−2277)へ。(大)