市企業局は昨年の大規模断水後、緊急配備のマニュアルを作成した。豪雨で常呂川の水が濁り、取水停止に至るまでの緊急出動と水質管理、情報伝達を円滑に行い短時間で正確な判断ができるようにするのが目的。
訓練は、市職員が勤務していない休日の日中に「訓子府上空に雨雲が発生した」との情報を得た委託会社職員が浄水場から監督員の市職員に連絡し、緊急招集がかかった、との想定。
取水口だけでなく上流のオシマ川、さらに上流のケトナイ川に職員を配置、濁度の変化を測定して逐一、浄水場に報告、浄水場は企業局内の本部に報告する。
訓練ではケトナイ川の濁度が4千度まで上昇、パトロール開始から約30分で取水を一時停止、約1時間で本格停止。その30分後に取水を再開するまでを訓練した。
参加した職員は、今年すでに2度の緊急出動、取水停止を経験しているが、さらに対応の正確さを高めようと真剣に取り組んでいた。
訓練は午後からJR北見駅前の広場で断水を想定した給水準備訓練を実施。北見管工事事業協同組合と協力して5月に結んだ災害時の応急対策業務に関する協定に基づく復旧活動も訓練した。 (粟)
写真…常呂川上流のオシマ川で濁度を測定する職員