同気象台によると、この日の北海道上空は寒気の影響で大気の状態が不安定となり、各地で落雷が発生、強い雨も降った。これに伴い正午過ぎに大雨と雷及び突風に関する注意報が網走、北見、紋別の各地方に発令された。
午後2時には竜巻注意情報が発令され「竜巻は積乱雲に伴って発生し、雷や風が急変するなど積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください」と呼びかけた。竜巻注意情報は3月に運用を開始し、道内でも初めての発令となった。
降ひょうが確認されているのは訓子府、北見、美幌、大空、網走、小清水、斜里で、南西から北東方向に帯状に降ったとみられている。
農作物の被害は北見市豊地や小泉の一部でも確認されているが、特に小清水、大空、網走で影響が大きく、全体として千数百ヘクタールに達するとみられている。12日から被害調査が各自治体と農協によって進められている。
被害は主に耕作面積の大きい玉ねぎやビート、ジャガイモに出ている。定植後間もない苗の茎が折れたり、葉が破れたりしているという。同センターは被害に遭った畑の病害虫防除を呼びかけている。
このほか、直径1.5センチの大粒のひょうが降った大空町の東藻琴高校では、温室の屋根のガラス7枚が割れ、ビニール製の屋根の70ヵ所に穴が開く被害が確認されている。
写真…美幌町で降った大粒のひょう